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会社法・金商法
2013/10/10

『「社外取締役ガイドライン」の解説』(商事法務)の刊行について

日本弁護士連合会司法制度調査会社外取締役ガイドライン検討チーム編の『「社外取締役ガイドライン』の解説」(商事法務、262頁)が刊行されました。本書は、日弁連が、本年2月14日に公表した「社外取締役ガイドライン」(本ガイドライン)について、策定の目的、経緯、使用上の留意点について述べると共に、本ガイドラインの内容について逐条的に詳しい解説をし、合わせて、社外取締役の選任、就任、活動に参考となる資料を掲載したものです。私も参加しております本ガイドラインの検討チームが、本ガイドラインの内容について更に深く合議を重ねて検討し、その成果に基づいて共同執筆されたものです。会社法の社外取締役に関する規定については、早ければ秋の臨時国会にも、会社法の企業統治・親子会社関連の改正法案の上程が予定されており、今後、内容の最新化、一層の充実も計画しております。

本書は、社外取締役に就任しようとし、現に就任している方が、社外取締役として期待されている役割を十分に果たすための行動基準、指標を、また、社外取締役を選任しようとし、現に選任している会社が、社外取締役に期待している役割を十分に発揮してもらうための留意点、指標を提供し、そのために役立つ知見や資料を提供するものとなっております。本書を執筆する上での私自身の問題意識は、多くの場合、1人又は少数で、社外者で且つ取締役会の少数派として選任される社外取締役が、期待される役割を発揮するためには、どのような活動をすれば良いかということです。本書が、本ガイドライン本文と合わせ、我が国上場企業のガバナンスの向上に少しでも貢献できることを念願しております。